”営業努力”これから 大分市、壁面広告始まる(大分合同新聞社)

大分市役所内に二十日、企業から募った壁面広告が登場した。プロスポーツ選手や美しい風景などを使った広告に、訪れた市民らが足を止めていた。
 市職員が企画するアントレプレナーシップ起業家精神)事業の一つ。壁面四十三枠を広告スペースとし、月額二―七万円で提供する。
 募集開始直後に埋まった本庁舎一階のエレベーターホール。二十代の女性会社員二人は「ビルの上の看板などより目に留まるのでは。広告料も安いと思う」と話した。
 掲示できるのはイメージ広告。企業名やロゴが著しく目立つものは許可しないが、審査基準には幅を持たせている。契約に至ったのは十枠余りで、第二庁舎や本庁舎二階は苦戦している。
 市管財課は「枠が埋まるよう、”営業”に力を入れたい」としている。
[2006年02月20日13:17]

大分合同新聞社
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=02=20=450956=yukan